CBD

糖尿病に効果があるデータが次々に!?CBDが糖尿病にもたらすもの

近年、食文化の発展とともに生活習慣病のリスクが高まってきているのをご存じでしょうか?肥満や高血圧、高脂血症、糖尿病と様々な病気がある中、今、糖尿病治療に効果があるとして注目されているのが「CBD」です。まだ、聞きなじみがない方が多いはず。

CBDは「カンナビジオール(Cannabidiol)」の略で、大麻等に含まれる天然成分のひとつ。
大麻と聞くと「麻薬とかマリファナとか覚せい剤の!?」とイメージされる方が多いと思いですよね・・・・。

でも安心してください!CBDはハイになったり、中毒性があったりといった精神作用はありません。

大麻に含まれるTHCという成分は精神に異常をきたす作用がありますが、CBDは大麻の中でも痛みの緩和や病気の治療にも効果があると期待されている有効成分なんです!

今回は、CBDがもたらす糖尿病への効果をご紹介します。
CBDの効果を知ることで糖尿病についても理解を深めていきましょう!

糖尿病は深刻な生活習慣病

今や、40歳代の4人に一人、といわれるほどに糖尿病患者は増えてきています。
糖尿病はインスリンというホルモンに異常がおきることで発症してしまう病気。
1型糖尿病、2型糖尿病の2種類に分類されます。

1型糖尿病は、体に存在しているインスリンの量が「足りない」為に糖尿病になってしまうこと。ストレスや加齢、遺伝も関係しています。

2型糖尿病は、インスリンが「効かなく」なってしまった為に、糖尿病になってしまうこと。糖尿病患者の大半はこの2型。
飲み過ぎや食べすぎ、運動不足によって内臓脂肪が蓄積され、結果としてインスリンが分泌されていても効きが悪くなってしまい、糖尿病になります。

この糖尿病の怖いところは進行していくにつれて現れる合併症。
「三大合併症」ともいわれているのが「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」「糖尿病神経症」
網膜症になれば失明、腎症ならば腎不全を患い将来的には透析をしながら生活しなければならない可能性、神経症なら感覚異常や麻痺が起きてしまったり・・・。
一言に糖尿病といっても侮ってはいけません!
ならない為の予防ももちろん大切ですが、糖尿病になってからも正しく治療をすれば改善できます。

糖尿病治療には「CBD」が効果あり?その効果とは?


糖尿病に期待される効果として3つご紹介します。
①糖尿病の発症リスクを低下

2006年に行われたマウス実験で、非肥満糖尿病マウスにCBDを投与したところ糖尿病の発症リスクが大幅に下がった、という実験結果が報告されています。
また、代謝を上げる効果も報告されているので糖尿病治療のサポートにも役立ちます。

②神経症状の緩和

手足の痛みや麻痺など糖尿病患者を悩ませる神経症状。マウス実験によって、CBDには神経症状を緩和する効果があるという報告がされています。

もともと神経伝達物質に作用する効果もあるため、神経症状軽減の効果は納得ですね。
また糖尿病に限らずパーキンソン病やアルツハイマー病の神経変性疾患にも効果があり、進行を遅くするなどの神経を保護する働きがあります。

③抗酸化作用

CBDが効果として大きな期待をよせられているのはこの抗酸化作用。

糖尿病は血糖値が下がらず、高血糖の状態。この状態は体の細胞の酸化を促し、症状をどんどん悪化させてしまうんです!

私たちは、普段の食事で野菜や果物など食物から抗酸化物質を調達して体のバランスをとっています。しかし、研究によってCBDには抗酸化力が強い栄養素であるビタミンCやビタミンEを凌ぐほどの強力な抗酸化力が報告されています。

この抗酸化作用で炎症した血管の修復。それによって動脈硬化や網膜症による失明のリスクを軽減する、として大いに期待されています。

まとめ

・糖尿病は1型糖尿病、2型糖尿病があるが、怖いのが進行した先の合併症。全身症状のため、予防や正しい治療が必要

・糖尿病へのCBD効果は3つ
①糖尿病の発症リスクの低下
②神経症状の緩和
③抗酸化作用

今回ご紹介した糖尿病への効果以外に「CBD、今まで知らなかったけどこんなにも効果があるのか!!」と思うほど、私たちの健康を保つ効果や治療に役立つ効果はたくさんあります。糖尿病治療で利用する際は、医師の指示のもと正しく使用し治療に役立てましょう!

 

 

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